3月に読んだ本

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 年度が替わりましたね。今月の予定をカレンダーに書き込んだところ、日曜の大半が埋まり、水曜が隔週で埋まりました。ブログのネタには困らない月になりそうです。
 さて、月アタマ恒例の読書記録。読んだ順にひとこと感想+αでどうぞ。

岡崎京子「ぼくたちは何だかすべて忘れてしまうね」
 ふれると壊れてしまいそうな、ガラス細工のような文章。

天童荒太「包帯クラブ」
 何だか、釈然としない。

西原理恵子「はれた日は学校をやすんで」
 のんびりながら、壮絶。

嶽本野ばら「鱗姫」
嶽本野ばら「ミシン2カサコ」

 1月に「ミシン」を読んで、清潔でまっすぐな野ばら作品のファンになった僕は、予てより野ばらファンである方に願い出て、この2冊を貸してもらった。
 これら2冊にはいづれも、おそらく野ばら作品すべてに共通する「一人じゃ生きてけない」感じが強烈に刻銘されていた。
 「鱗姫」ラストでの、罪と病で強靭に兄妹の絆を超えた愛を確固する描写に、身震いしてしまった。
 「ミシン2カサコ」でのミシンがとても魅力的だった。竜之介に守られていただけの子から、カサコという”妹”を守る強さと優しさを身につけていく様が自然に画き込まれてた。不憫なだけの子じゃないんだ。そして、カサコみたく、なりふり構わずな恋慕ができたらどんなによいだろうと思った。
 しかし、借り物というのは返さなくてはならない運命にあるもの。もう1,2度、端々まで読み返しておきたくてレンタル期間の延滞を申し込んだのでした。長らく貸してもらいます。

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