6月に読んだ本

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・角田光代「みどりの月」

 先月も紹介したけど、2編収録されているうちの「かかとのしたの空」を読み終えたので…。最近本読む集中力ないなー。
 「みどりの月」での主人公の居場所のなさに触れたけど、この物語に出てくる夫婦の行き場のなさにもどんよりさせられた。目的があるわけでもなく、誰かから逃げているわけでもなく、ただ放浪する二人。なんてことないように綴られた放浪の日々は、ありふれた日常の延長ようで、誰しもこの夫婦のように根無し草な生活に飛び込めるんじゃなかろうかと。あるいは、目的があるわけでも誰かから逃げるわけでもない日々は、この夫婦のしてる放浪生活と何ら変わらないじゃなかろうかと頭をよぎる。

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