・村上春樹「ねじまき鳥クロニクル」
正月帰省の際に3部一気読み。壮大なペテンのようにも、今自分の身に起こっていることの隠喩のようにも思えてくる歳時記。読み進めることに収束することのないエピソードが積み重ねられ、ぐるぐる混沌してくる。一体この話のテーマってなんなだろう。だがしかし、"悪役"が倒れ、問題が解決されそうだとう結末にいきついて、なんだかいい話じゃないかと不思議と納得できてしまう。これってペテンか、それてもまっとうなのか。
・吉本ばなな「ハードボイルド/ハードラック」
奈良美智の挿絵がよくって買ってしまった。桝野さんの短歌を思い出し(正確な内容を引用しようと元ネタ探したけど見つからなかった)、「死」という文字を数えながら読み進めた。生きることと死んでしまうことの間にある絶対的な違いがあやふやになってしまいそう。
・みうらじゅん「親孝行プレイ」
無償の愛を提供してくれた親に対しての無償の孝行を「プレイ」と称し、至極まっとうなことのように指南してるけど、これってつまりMJの親孝行自慢なのだ。

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