1の日につき横川シネマへ。市川準監督の遺作となった「buy a suit スーツを買う」。
登場人物の声も街の音も取り込み、エキストラじゃない(?)通りすがりの人々も映りこみ、まるで他人のやり取りを覗き見してるような作品。
ドロップアウトした兄その旧友とそれを訪ねた妹と元嫁と、それぞれの人生を背負い、映像で切り取られ、映画になってしまった、といった感じ。なんでもない映像でも音楽が重なると、映画っぽく、いや、映画になってしまうから不思議だ。
有名な役者は出てこないし、引きで固定のカメラアングルばかりで華はないのだけど、それだけに、問題や提起を自分のものにしやすかったかもしれない。
併映の「TOKYOレンダリング詞集」は、映像にフレーズを重ねたもの。なにかみたことある手法だなと思ったら、「和田ラヂヲの嫁に来ないか」の笑いを獲りにいかない版ってとこかな。なにかのCMっぽくもあった。
市川準監督「buy a suit スーツを買う」予告

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