今朝方のラジオに流れていた竹内まりあの「すてきなホリデイ」に何ら違和感を感じなくなりました。もう12月。ラジオからクリスマスソングがやたら流れる季節ですね。エアコンたいてるせいで肌が乾燥する季節でもあります。

・枡野浩一「淋しいのはお前だけじゃな」

 挿絵画を描いた「オオキトモユキ」さんはミュージシャンの「TOMOVSKY」です。挿絵だけでもけっこう楽しめます。
 先月読んだ角田光代さんの文庫の解説を読んで、どうしてもこの人のエッセイを読みたくなって買ったもの。短歌とそれにまつわるエッセイ。反省の多い半生記だった。彼のようにくよくよしてる人は自分に重なるところが多くて共感しまくりだった。もっとも共感を覚えた短歌を一首紹介。
「ギクシャクと向こうから来るひょろひょろはショーウィンドウにうつった自分」

・村上春樹「アフターダーク」

 村上春樹さんの小説は案外読んでなくって、何かないかと思って本屋を覗くと、この本がちょうどあった。
 筋が通ってるのに掴み所のないストーリーに引き込まれる。何より、ファミレスでコンビニでオフィスでかかってるBGMにマニアックな程言及してて、「そうそう」って思いながら読む。ラジオ聞いててジングルやトークのBGMに知ってる曲がかかってると何だか物知りである気がするアノ感覚を何度となく思い返しながら読んだ。

・白石一文「どれくらいの愛情」

 タイトルにピンときたら全然知らない人でも読んでみようというのが最近の読書のモットー。この本もそのモットーに基づき読んでみた。
 しつこいくらいに描かれる地理とか業界描写がストーリーや登場人物の心境を反映してなくて読み疲れしてしまった。よく取材してます。

・ウインク「広島音楽本4
 自分が写り込んでる記念。
 コブクロ太ってるなぁとか、やっぱりラマ行くべきだったかなとか、ベン・ハーパーがカッコイイ。なんて思いながら斜め読み。

 「痩せた?」
 最近、半月ぶりぐらいに会う人にイキナリ言われるひとことです。こないだえみさんちで公開体重測定をした際の数値は僕にとってごく標準的な数値でした。全然痩せてないっすよ。体脂肪値はアスリート並みだったのですけど。 ちなみに去年の9月半ばに計ったときはその数値より2kg少なかった。あの頃は死んでましたね。ちょっとした気温の変化ですぐ風邪ひいてたし。それに比べれば今年はまだ風邪ひいてないし、元気元気。
 あんまり言われすぎて悔しいもんだから、「あれ、痩せました?」と逆に問いかけると、「いやいや、これが太っちゃってねぇ」なんて帰ってきて、墓穴ばかり掘るハメに。「髪切った?」とかにしとけば無難かな。

 ところで先月は多忙につき読んだ本はたったの3冊。けれどもどの本もとても面白く、読書の秋を満喫してます。

・吉田修一「女たちは二度遊ぶ」

 90年台臭がプンプンする短編集。ああ、いるいる、こんな人。と思わせておいて、どこにもいないよこんな人。と気付かされる登場人物の人物像。けれども読み終えたときに何ら感慨が残らない空虚さ。この感じ、90年台じゃねぇ。

・三浦しをん「私が語りはじめた彼は」

 リブロで見つけてタイトル買いした本。乾いた文章の行間に湿った暑い蒸気を感じずにはいられない。すごい文才のひとに出会ってしまった感じ。作者の三浦しをんさんは僕の2つ程年上のかたで、BL好きで趣味は妄想らしい。ものすごくお友達になりたい。ココでエッセイを連載してます。エッセイは小説とは一味違った切れ味のよう。

・角田光代「だれかのいとしいひと」

 角田さんの本はたくさん読んでいるつもりでいたけど、じっさいのところ「だれかのことを強く思ってみたかった」しか読んだことがなかったのだった。いずれの本も読み心地のいい文章なのにガッツリ読み応えがあって、一編読むごとに深く溜息ついてまるで自分のことのように感慨に浸ってしまう。ちなみに歌人・枡野浩一の私小説風解説も秀悦です。

 引越しました。何かと不安もあったけどやってしまえば何てことなかった、かな。本とかCDが未だダンボールの中です。そして新しい部屋は勝手が掴めてないにも関わらず、なかなか快適。これから少しずつ工夫を加えていって生活しやすくなる予定です。
 さて、先月読んだ本はこれでよかったはず。本が全部ダンボールの中なのでうろ覚えな感想を。

・よしもとばなな「アルゼンチンババァ」
 けっこう大変なことを淡々と。

・嶽本野ばら「ツインズ」
 穴を埋めるために別のところに穴を開けるような。

・三谷幸喜「気まずい二人」
 可笑しくって笑いが止まらない。

・山田詠美「風味絶佳」

 まだ何も決めてない引越しや職場の内情なんかで自分を取り巻く環境が大きく変わりそう。自分を見失わないように、浮島みたいな心にブイを打って目印つけとかんと。

綿矢りさ「蹴りたい背中」
 突っ張って生きるのは大変で、にな川はいいヤツです。

浅野いにお「虹ヶ原ホログラフ」
 ドロっと重くて読み応えありすぎ。同窓会したくなる。

江國香織「落下する夕方」
 1年ぶりに再読。「引越そうと思う。」

吉本ばなな「ひな菊の人生」
 文庫本で再読。これも引越しの話だったりする。

江國香織「薔薇の木枇杷の木檸檬の木」
 登場人物多いけど、多様で目まぐるしくてどうしようもなくて好き。

7月に読んだ本

 暑いです。朝起きると寝汗でシーツがしっとりとしてます。変な夢でも見てうなされてるんでしょうか。
 先月は「ヤマ場」があったのであんまり読んでないかもと思ってたけど、それでも4冊読んでた。僕にとって読書は現実逃避なので、なるほど頷ける結果。本当は現実と面と向かって向き合わんといけんのですが、逃げてばかりだ。

吉本ばなな・奈良美智「ひな菊の人生」
 文庫本も買おうと思います。

山田詠美「メイク・ミー・シック」
 ザ・夜遊びのススメ。

田口ランディ「できればムカつかずに生きたい」
 背中を「蹴って」押してくれるスパルタ系エッセイ。

江國香織「神様のボート」

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