トーチュー

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 1週間前のことでも書きます。3月23日に広島クラブクアトロで行われた東京中低域のライブに行ってきました。
 東京中低域とはバリトンサックスのみの11人ビッグバンドです。バリトンサックス、アルトサックスやテナーサックスをやりたい人がジャンケンに負けたり、「君はガタイがいいから」なんておだてられて担当になる、その楽器。今までホーン編隊のバンドをいくつも見てきたけど、バリトンサックスがいたのは片手にも満たない。そんな地味な楽器のみで音楽やったら、カッコいいんです。狂ってるんです。阿呆なんです。
 僕が東京中低域を知ったのは、かれこれ4年ぐらい前。sembelloの田中邦和さんをたどっていったら流れ着いた。当時タワレコで問い合わせたら、知らねぇなぁ、な顔されたので通販でCD確保。調子の悪いときに聴いたら音酔いしそうな、歌モノでは可笑しなことを歌ってる、如何なる局面でかければいいかわからない、そんなサウンドに虜になったのだった。
 こんなのCDだけじゃ納得いかないと、一時は遠征まで考えたのだけど、持ち前の出不精でそこまでいかず。今回の、ギャルソンのパリコレ用音楽を集めたアルバム「パリコレ」を引っさげてのツアーで広島に来てくれたのは、まさに願ったり叶ったり。一般発売開始日にローソンでチケットとったら整理番号1番いただいた!なんかすごいファンみたいだ。
 会場のクアトロは今までにない様相だった。フロアにマイクが3本(集音2本ボーカル1本)あり、それらを囲むようにイスが並べられている。ステージ上には何もない。これは、一体、どんなライブに、、、と楽しげな予感に胸が高鳴る。
 1曲目をステージ上で2人でやったので、アレ、っと思っていたのも束の間。2曲目からはフロアにて11人による11本のバリトンサックス一斉掃射が始まった。時にひしめき合って、ときに歩き回って演奏。目の前で演奏している、その生音が全身に伝わってくる。もう、なんとういうか、ただただ楽しい。ニコニコしながら聴いていた。普段着実にベースラインを吹いている楽器が、ここぞとばかりに表舞台に立ってるんだ。いいぞ、もっとやれ。僕はこんな呑みの席で盛り上がってできちゃったみたいな、それでいていざやるときは馬鹿真面目なのが大好きだ。
 2部構成だったのだけど、オリジナル中心の1部が終わった時点でお腹いっぱいで彷徨としてしまった。デザートは別腹な気分で挑んだ2部が、カバー中心で、これまた楽しくってしょうがないわけです。曲が進むにつれ満腹感が飢餓感に取って代わって、まだまだ観たい、また観たいと思ってしまう。
 先行発売されていた「パリコレ」買ってメンバーさん全員にサインをいただく。11人もいるものだから誰にもらって誰にもらってないかわからなくなる。多分全員のをもらえたはず、だと思う。

 Myspaceにて視聴できます。ぜひ。
http://www.myspace.com/tokyochuteiiki

Good Vibrations

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 ALCOHOLIDAYと喫茶点888主催のライブ「Good Vibrations」を観に横川シネマ!!へ。すこし遅れてしまったので、地物のEYESCREAMは1曲しか聴けず。残念だー。
 cutman-boocheは2005年のFESTAdeRAMAぶりに観るから、かれこれ2年半か。はじめてJIVEでライブ観たのが3年前の今頃だったかな。時が経つのは早いだなんて年寄りみたいにひたってしまう。そんな彼らもこの間に2枚のミニアルバムとフルアルバムをリリースして、フジロックにも出演してと、全身で前進し続けている。リリースは追いかけていないんだけど、成長というか躍進の様はライブ観れば瞭然とする。音はロックよりになってる気がするけど、根っこの部分、ブルージーな部分は損なわれていなくて、まぶしいなぁ。ロックよりになってるだけに着席で聴くには居心地が悪くって、次はスタンディングで観たいと思わせるステージだった。
 キセルははじめて観るんだけど、実は兄の豪文さんとはおととしの秋に顔を合わせていて、そのときは「おー、キセルの片方に凄い似てる人だー」とぐらいしか思っていなくて、あとになってよくよく思い出し考えてみるとそれは豪文さんだった。という、あららなエピソードでした。そんな極個人的なことはおいといて。まったく機材に詳しくはないけど、彼らの浮遊感溢れる音楽はどんな機材環境で生まれるんだろうって思っていたんだけど、ものすごくシンプルでどのバンドでも使われてそうなセットだった。どうしてあんな音になるんだろう、という疑問はライブが始まると即解決した。コーラスワークだ。兄弟だけに声がにてるのか、歌声が重なったときのあの何ともいえない浮遊感が発生する。不思議で素敵だ。サポートのキーボードのエマーソン北村さんも的確にあるべき音を出していて、素敵。曲は、新アルバム「magic hour」からの曲を主にやってくれて、アンコールの曲は高田渡さんのカヴァーかな。帰り道ずっとライブの余韻に浸っていられた、すごくいいライブだった。

男のほう

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 Ettの「男のほう」Keiさんとハンバートハンバートの「男のほう」良成さんのライブへヲルガン座へ。お二方ともソロでの活動も盛んなので堂々としてて、かつ、グダグダなライブだった。
 良成さんのステージは、ハンバート…の胸にキュンとくる切ない失恋ソングもやったけど、ソロでしかやらないような”どうしようもない男”をアメリカの古いブルースのメロディにのせて歌うのもやってくれた。どっちも共感できるし、ほんわかするし、いいステージだった。曲間の妙な”間”につい笑いを誘われる。
 Keiさんは2曲ぐらいとっても気持ちのいい曲をやって、アヲヤギツトミにバトンタッチ。去年、投げ銭ライブで見ているので手の内わかってても、「サイテー」の合いの手を入れ忘れてしまうほどに、ひく。でもついつい笑ってしまうんだよね、ひき笑いに呆れ笑いで。
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 終始いい感じにグダグダで、ビール片手にクッタリしながら聴くには調度いい、おつまのパルミザンホテトもおいしかった、そんなライブ。
 みやげにKeiさんのソロCDを買う。ワールドスタンダードをよりスパイシーにした感じの気持ちよい音楽がいっぱいつまってた。ツトミのCDも欲しいなー。

HEATWAVE-1

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 この人は何故に音楽を続けるんだろう。孤高のロックンローラー山口洋さんのソロライブを観るたびに、漠然と、そんな思いが心を覆っていた。やりたい音楽があるから、その街で待っていていてくれる人々がいるから、というのもあるだろう。先日、広島クラブクアトロでのHEATWAVEのトリオ編成ライブを観て、答えは見つかった。”同じ高みで音楽を演奏で語れる「仲間」がいるから”ものすごく簡単なことだった。
 気負いからか序盤、山口さんに多少の硬さが見受けられたけど、弦切ってから、吹っ切れたのか、しなやかでキレが出てきた。やりなおし演奏なんてはじめてだけど、同じ曲を2回続けて演奏して通用するなんて、すごいことだよ。ハンドマイクで歌うなんて普段絶対みれないものもみれたし。
 はじめに書いた「仲間」。まずはベースの渡辺圭一さん、メッチャクチャうまかった。ベースをピック弾きであんな演奏するなんて、正直ライブ中ずっと渡辺さんの手の動きばかり見ていた。そしてドラムの池畑潤二さん、この人もうまかった。もう、うまいんだからうまいとしか表現できなくってもどかしいけど、彼らのキャリアを充分にうかがわせられるものだった。そして、三人が演奏中、目で、肩で、背中で”会話”している感じがみててたまらなかった。あの感じがみてとれるバンドはそういない。ホンモノだよ。これが4人になったらどうなるんだろう、うちでCD聴くだけじゃぜんぜん想像できなくて、観たくて観たくてウズウズするよ。
 この日は椅子有りライブだったんだけど、立って観て正解だった。ロックは座って聴くもんじゃないしね。まぁ、ちょびっと遅れて椅子にありつけなかったんだけど。

かぶりものNIGHT

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 イズミさんのお店、「ヲルガン座」のオープニングイベント2日目にお邪魔する。
 「このビル取り壊されるんかなぁ」と思ってたビルの2階にお店はあった。とまったままのレトロ時計がそこかしことあって、アレな本もそこかしことあって、落ち着いた色の内装と、いろんな嗜好の照明とで普段ゆるりと過ごすにはピッタリそうな店。アジアンなプレートごはんもウマかった。
 「つくしんぼ」の「tら」さんは何をするんだろう?とおもっていたら、喋らない総合司会だった。硬派なノイズを期待してただけに、ちょぴり残念。
 「獅子舞」さんはフリースタイルのサックス演奏に合わせて舞ってらした。至極もっともらしく獅子舞だったけど、この上なくシュールだった。
 「大人ロマンス」は、距離感とかステージの広さとか、すごいおピッタリって、ここはイズミさんの店だからあたりまえか。みるごこと作り込まれてきてすばらしくなってる。
 「ジョン(犬)」今日の目玉。リアルでデカイ犬の着ぐるみに一瞬ビビる。ハイトーンなヴォイスに脱力。よく見たら手までしっかり着ぐるみ仕様なのだ。どうやってオルガン弾いているんだろう。歌詞も独特でもうすばらしい。

 と、いうことで、今日の出演者総出の写真。じゃんけん惨敗でした。
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