TAKARA

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 ハシケンハマケン「TAKARA」発売記念ツアー@ばばじ
 去年の9月にサンタラとの2マンライブ@横川シネマで観たときは、ハシケンさんがハマケンをヨイショしてのせていたけど、今回、お互いにヨイショし合っていた。ポジティブなパートナー関係を見た気がした。
 前回のライブはハシケンさんの曲にハマケンが参加する形だったのでハマケンの見せ場がイマイチ少なかった気がしたのだけど、今回ライブは2人でつくったアルバムをひっさげのツアーだけに、ハマケンのトロンボーンもわけのわからないダンスやシャウトも盛りだくさんだった。もちろんボーカルはハシケンさんなのだからそっちメインだけど。2人の体格さは凸凹なのに一緒に音を出したら上手い具合にとけあってた。
 「下北沢」とか「風待ち路面電車」とかの優しくて切なくて心強いナンバーがすごい良かった。

ハシケンハマケン myspace
http://www.myspace.com/hasikenhamaken

・4月4日 EGO-WRAPPIN' AND THE GOSSIP OF JAXX@広島クラブクアトロ
 勢いのあるジャズロックをひっさげてのライブは圧巻だった。おかっぱ頭のよっちゃんは超新星のようなスター性も妖怪性もあってほんとうにパワフルだった。予想外に満員で知り合い探す気も失せるほどだった。

・4月6日 東京スカパラダイスオーケストラ@広島クラブクアトロ
 ロッカーが埋まっていたので鞄と上着をかかえ後方から観る。ライブ前だというのにじっとしていても汗がじわじわ浮いてくるほどの湿度。ライブ始まると灼熱の釜茹で状態だった。音楽に合わせて人が煮物みたいにコロコロ動く動く。初めて後方席から見たけど、すごい光景だった。ロッカーさえ確保できれば自分もあの中でもみくちゃになっていたのだろうか。9人編成のスカパラはライブハウスよりホールで観たいと思った。

・4月11日 リクオ@音楽喫茶ヲルガン座
 ソウルフラワー・アコースティック・パルチザンで観て以来、ソロが見たいと思っていたリクオさんを堪能。オリジナルもさることながら、カバー曲でさえも自分色に染め上げてしまう。ハシケンさんがいつもカバーしてる「ソウル」もきけたし、満足満足。

・4月12日 ジェシー・ハリスとキセル@広島クラブクアトロ
 キセル目当てでちょっとチケ代高めのライブに足を運ぶ。今日のキセルはバンド編成だった。思わぬ儲けもの。エマーソン北村さんが来るのはわかってたけど、ドラムの女の子(超かわいい)もいて、4人そろった姿に歓喜して、音が出た瞬間に泣きそうになった。リズムボックス操作しないから演奏に余裕があって圧巻のライブだった。辻村兄弟のハーモニーは最高!
 ジェシーはバンジョーをこれでもかというくらいスタイリッシュにかき鳴らしてた。

・4月18日 堂脈vol.02 二階堂和美×みにまむす。@横川シネマ
 ニカさんプレゼンツの、大阪の小さな楽団「みにまむす。」を招いてのライブ。みにまむす。のライブは基本生音とはいえ、あの広さでは無理があって、ガチャガチャした演奏をデリケートに聞かなければならなかったのは疲れた。もっと狭いハコで聴きたい。
 後半のニカさんとの演奏はアンプ通してくれたので難なく聴けた。そしてとても素晴らしいものだった。マルムシさんのバイオリンは臨機応変でやっぱりいいなぁ。

・4月19日 高鈴@ばばじごはん
 れいこう堂(祝・復活)企画のライブに。高鈴の予備知識なかったけど、着実なギター演奏と、ボーカルの歌う表情がよくって安心して聴くことができた。ばばじのごはんもおいしくて、ゆったり聴ける贅沢なライブだった。

 さかのぼること10日ほど前、3月27日にばばじにて行われた「堂脈vol.01」にいってきた。

 二階堂和美presentsということもあってか、トップバッターのニカさんは相当意気込んでたらしく、冒頭ずーと喋ってたらしい。その長い話の途中に会場入り。「距離の近い人たちへ」ライブとは異なり、オリジナルメインで、アドリブ曲やったりと普段な感じのライブだった。もっと声で遊べばいいのに、と我儘な思いをめぐらせたりもしたけど、ニカさんの歌ってるときの表情は本当に気持ち良さそうで、見ていてこっちも気持ちよくなる。

 二番手が僕的にお目当ての「カール・ブラウ」。2年前にOTISで観て音楽的手法のユニークさや曲や人柄の良さなんかも含めてファンになった人だ。今回はニカさんの名曲「脈拍」に英語詞をつけてのカバー「Stream of Ganders(ガチョウの群れ)」を含むアルバムを引き下げての来日。
 2年前と変わらず、その場で声をループ撮りして即席トラック作成&マイク2本使いのエフェクティヴなヴォーカル。ほんとにおもしろい。ループトラックなんて目の前で入れてるのにまるでシンセサイザーで用意周到に作りこんだ音源みたいだし、どのタイミングで使うかわからないエフェクトマイクの飛び道具的な遊び。この人はライブでどこまで化けるかを観るべきだと思う。CD買って後日聞いたけど、復習になんかならなかったもん。またきてほしいなぁ。

 三番手が「テニスコーツ」。今回は植野さんがアコギでさやさんがヴォーカル(ときどきオルガンとピアニカとピアノ)といういつにない編成で、しかも普段からアコースティックデュオやってますって感じだった。普段を知ってる(といっても今回が3回目だけど)者としては煙にまかれたような感じで、今回が初テニスコーツな人は大いに勘違いするんじゃなかろうか。
 といっても、この編成が最高に嵌ってて、子供が歌うようなイノセントな歌い方をするさやさんが、詞の内容もあるんだろけど、とてもシビアな歌い方をしていて、その歌が胸に刺さった。次にくるときはどんな風に化けるんだろうか。この人たちもCDとライブとではまるで違う人たちだよなぁ。次はどうくるかな?楽しみにしておこう。

 トリが「キャルヴィン・ジョンソン」、Kレーベルのボス。どっちに転ぶかわからない、不思議な編成の曲を自信たっぷりの演奏と、プレスリー並みの美声で、しかもアンプラグドでやってくれた。格が違うというか、生きてる次元の違ってるような人だった。そう、まるで、UFOにさらわれて帰ってきた人のように。「凄い」と感じつつも、もっと違うところに焦点を合わせてこの人を見るべきなんじゃないだろうかと、底知れない感じを抱く。

 終演後、思いの丈をカールさんに伝えようにも拙い英語ゆえ100分の1も伝えられず。あぁ。

二階堂和美
http://www.nikaidokazumi.net/

カール・ブラウMySpace
http://www.myspace.com/karlblau

テニスコーツ
http://www.tenniscoats.com/

Kレーベル
http://www.krecs.com/

 横川にあるライブカフェ「Apple Jam」へ「Ringo Ska(fromドイツ)」を観にゆく。

 「Apple Jam」は横川のキンキホームがあるビルの6階にある、Jiveの3分の2くらいの大きさのハコ。はじめて入った。気にはなっていたのだけど、あまりに自分の嗜好にあうバンドがでないので(食べず嫌いなだけなんだろうけど)今までいかずじまいだった。入ってみてびっくりした。50過ぎの紳士淑女の多いこと。SKAのライブなんでワカモノばかりだと思っていたので、少々面食らってしまった。そして、お客さん同士友達だったり、こんな僕に話しかけてきたりと、とってもアットホームだった。

 この日はハウスバンド「FABRICK」との2マン。FABRICKは何年か前の「ふしぎ市」で見かけたことがあって、そのときは「おじさんの趣味バンド」としか捉えられなかったのだけど、ビックリ!すごいパワーアップしてた。なんせ毎週土曜にこの店でライブしてるらしいのだ、BEATLES大好きなお客さんからお金とってBEATLESナンバーの演奏を、2年間も。そりゃ鍛えれるなぁ。この日の選曲はゲストとの重複を避けたらしく、アルバムの端々にあるマイナー曲が多くて、「こんな曲もレパートリーなの?」って驚いた。ベタベタな有名曲ばかりよりこうゆう選曲の方が好感持てる。

 「Ringo Ska」は、いい意味でベタベタなBEATLESナンバーを、これまたいい意味でコテコテなSKAやレゲェのアレンジで演奏。座って聴くのがあまりにもったいない。ほんとうにもったいない。踊りたかったなぁ。今度は誰かクラブでイベント企画しようぜ(他人まかせ)。
 コーラスがうまいなぁと思ってたらアンコールでコーラスオンリーの曲やってくれて、ほんと器用な人たちだった。そういえばボーカルの人はポール似だったような、タレ目だったし。
 帰り際に物販覗いたらCD売ってた。今まで3枚アルバム出してるらしい。もちろん全部BEATLESのカバーだ(重複はしてないらしい)。最近出たらしいのを1枚買って帰る。イベントでかかると盛り上がりそうなアルバムだった。

 じぶん、BEATLESにはぜんぜん詳しくないと思っていたけど、この日演奏されたナンバーは全て耳に覚えのある曲ばかりだった。歌詞を口ずさむことさえできた。曲名はわからないものばかりだけど、BEATLESナンバーって生活に溶け込んでいたんだとハタと気付く。すごいなBEATLES。

Ringo Ska
http://www.ringo-ska.de/

Apple Jam
http://applejamjam.web.fc2.com/

 湯川潮音+桜井芳樹・田村玄一・松永孝義のライブへ横川シネマへ。
 湯川潮音といえば出演作「リンダ・リンダ・リンダ」が、「うしろ姿のひと(「逆上がりの国」収録)」が主題歌となった「犬猫」が、横川シネマで公開されており、横川シネマとは遠くも縁があるミュージシャンなのだ。
 潮音ちゃんは近年、シブイおやじバンドとツアーをしてて、センチメンタル・シティ・ロマンス栗コーダーカルテット、そして今回のロンサムストリングスといぶし銀の方々と堂々ライブをこなしてる(ようです)。
 ただ、この日、ロンサムストリングスの原さとしさんは出演しておらず、どうしてだろう?と調べたら吉祥寺スターパインズカフェで「パスカルズ」のライブのようで。このグループ、元たまの知久さん,石川さんも参加してるらしい凄いグループだ。機会があれば見てみたいもんだなぁ。

 ウンチクが長いのは仕事が押して30分ほど(4曲相当)しか見れなかったからです。しかし、仕事のウンザリ・グッタリ感が抜けないまま観てしまったにも関わらず、極上の至福感を味わえた30分だった。あれが2時間もあれば骨抜きになってただろうなぁ。

 終演後、ロンサムストリングスの新譜「BLOSSOM」と潮音ちゃんのライブ会場(と通販)限定のDVD(前述のセンチメンタル・シティ・ロマンスとのライブが収録されてる)を購入。どっちも極上だった。

湯川潮音
http://www.yukawashione.com/

ロンサムストリングス
http://www.linkclub.or.jp/~skri/lonesome.html

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